洋室のリフォームのポイント
洋室は、寝室や子供部屋など、様々な目的で使われます。
寝室をリフォームする際は、快適な睡眠がとれるよう、「明るさ」「音」「温度・湿度」といった要素を意識するとよいでしょう。
例えば、採光窓を設置して明るさを確保したり、二重窓を設置して防音性を高めたり、壁面に調湿効果のあるエコカラットを設置することで、睡眠環境を改善することができます。
また、子供部屋にはアレルギーに配慮した内装材を使用し、成長とともに増える荷物に対応できる収納を設置するのがオススメです。
子供が小さい場合は、成長に合わせて部屋を区切ることができる可動式棚を設置するなど、将来を見据えてリフォームするとよいでしょう。
洋室のリフォームの価格・費用相場
事例1:寝室の窓のサッシの内側に内窓を付けて二重にする
内窓を設置することで、断熱性や防音性を高めます。
窓のサイズが大きくなるほど、内窓サッシの価格や取り付け費用は高くなります。
尚、マンションの場合、共有部分はリフォームすることができません。
一般的にサッシは共有部分となるためリフォームできませんが、内窓は設置可能なケースが多いようです。事前に管理規約を確認するとよいでしょう。
<費用相場>
・腰高窓用内窓・・・3万円
・内窓据え付け工事費・・・3.5万円
※窓:幅1650mm×高さ900mm
総額 6.5万円
事例2:寝室の壁と天井を珪藻土に、床材をコルクに変更する
壁と天井を珪藻土にし、吸湿性を高め、床材をコルクにし、断熱性を高めます。
珪藻土は塗る厚み等によって価格が異なりますが、1平方メートル当たり4000~9000円程度、コルク材は、1平方メートル当たり8000~15000円程度が目安です。
また、工事費は5000円程度を目安にしましょう。
<費用相場>
・天井・壁への珪藻土塗布・・・15万円
・床材をコルクに交換・・・15万円
※材料費を含む
※作業面積30平方メートルを珪藻土塗布(単価5000円)、床10平方メートルをコルクに張り替え(単価15000円)た場合で算出
総額 30万円
事例3:共用の子供部屋を間仕切り壁で二部屋に分ける
二部屋に分けた後は、新たにドアの設置やエアコンの増設が必要になるため、その分の費用が別途かかります。
<費用相場>
・間仕切り壁の設置 12万円
※部屋の広さや素材によって価格は異なる
※木材・ボード・壁紙(クロス)などは工事費用に含む
総額 12万円
参照元(外部サイト):洋室(寝室・子供部屋)リフォームの費用相場